最終更新 2026/04/19 09:42 JST 読了目安 約 8 分
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GUIDE / 入札ガイド

準備から落札後まで、ぜんぶ。 Complete Bidding Guide

初めての方でも安心して入札に臨めるよう、必要書類の確認から保証金の納付、開札、残代金、占有者対応まで、実際の流れに沿って整理しました。

SECTIONS
5 sections
READ TIME
約 8 分
01
§01 / Pre-bid checklist

入札前の確認チェックリスト

下記7項目をすべて確認してから入札に進みましょう。タップで進捗を保存できます。

  • 01 / 3点セット(物件明細書・現況調査報告書・評価書)を読んだ
  • 02 / 物件の所在地を現地で確認した(外観・周辺環境)
  • 03 / 占有者の有無を現況調査報告書で確認した
  • 04 / 権利関係(賃借権・地上権など)を物件明細書で確認した
  • 05 / 保証金を準備した(売却基準価額の20%)
  • 06 / 落札後の残代金を一括で用意できる目処が立っている
  • 07 / 入札金額を決定した(売却基準価額以上・買受可能価額以上)
Tip
買受可能価額は売却基準価額の80%です。これを下回る金額では入札できません。
02
§02 / How pricing works

価格の仕組みを理解する

Worked Example / 試算例

売却基準価額が ¥10,000,000 の物件の場合

売却基準価額¥10,000,000
買受可能価額(最低入札価格・80%)¥8,000,000
入札保証金(20%)¥2,000,000
900万円で落札した場合の残代金¥7,000,000

保証金は落札できなかった場合は全額返還されます。落札した場合は代金の一部に充当されます。

03
§03 / The bidding flow

入札の手順

01
3点セットを取得・精読する
BITサイトまたは裁判所窓口で3点セットを入手します。物件明細書・現況調査報告書・評価書を詳しく読み込みます。
02
現地調査を行う
外観・周辺環境・近隣への聞き込みなどで物件状態を把握します。内見はできませんが外観確認は必ずしましょう。
03
入札保証金を準備する
売却基準価額の20%以上の保証金を現金または小切手で用意します。裁判所が指定する方法で納付します。
04
入札書を記入・提出する
入札期間内に入札書へ金額・住所・氏名を記入し、保証金と一緒に裁判所へ提出します。金額は書き直し不可です。
05
開札を確認する
入札期間終了後の開札期日に結果が確定します。最高価格の入札者が最高価買受申出人となります。
06
残代金を納付する
裁判所から通知された期限内(通常1ヵ月以内)に残代金を一括納付します。期限を過ぎると保証金が没収されます。
Warning
残代金の納付期限を過ぎると、保証金は返還されません。資金調達の目処が立ってから入札しましょう。
01
公売情報を確認する
国税庁の公売情報サイトで物件を探します。公売公告に記載された見積価額・入札期間・保証金を確認します。
02
保証金を納付する
入札前に見積価額の一定割合(10〜30%)の保証金を指定方法で納付します。インターネット公売ではクレジットカード等が使える場合もあります。
03
入札する
入札期間内にオンラインで入札額を入力して送信します。見積価額以上の金額で入札します。
04
落札・代金納付
最高入札者が落札となります。指定された期限内に残代金を納付し、所有権移転手続きを行います。
04
§04 / After winning the bid

落札後の手続き

所有権移転登記

競売の場合は裁判所が登記を嘱託するため手続きが簡単です。公売の場合は自分で登記申請が必要なケースもあります。

占有者への対応

前の所有者・賃借人が残っている場合は、任意の明渡し交渉を行います。応じない場合は明渡し訴訟・引渡命令→強制執行の手続きが必要です。弁護士への相談をおすすめします。

リフォーム・修繕

競売・公売物件は長期間放置されているケースもあります。入居・賃貸前にリフォーム費用も概算しておきましょう。

05
§05 / Pro tips

プロからの助言

入札額の決め方

近隣の取引事例を3〜5件比較し、競売物件特有のリスク(瑕疵担保責任なし・占有者・修繕費)を差し引いて算出します。一般的に売却基準価額の100〜130%での落札が多い傾向にあります。

専門家に頼るタイミング

3点セットの読み込み段階で司法書士、占有者がいる場合は弁護士、税務面では税理士に相談すると安心です。費用はかかりますが、トラブル回避のための投資と考えましょう。

Tip
初回は手堅い区分マンションから始めるのが定石。一棟物件・土地・占有者ありはリスクが高いため経験者向けです。
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